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日々のこと

日々のこと:アトリエ永日
2024.04.24

見学会にて思うこと(輪之内町の平屋)

お施主様のご厚意を頂きまして、輪之内町にて平屋の完成見学会を行っております。予約制とさせて頂き、各組1時間を想定してご案内しています。 今回は平日に来ていただける方が多く、時間にゆとりのある案内ができておりますが、必ずと言っていいほど、1.5時間、2時間くらいの時間を過ごしています。 施主の想いと、僕の想い、意匠的なことと使い勝手など、、このおうちが完成するまでお施主様と一緒に考え抜いたものですの

2024.04.01

谷村美術館探訪

先月、雪が落ち着いた頃に学生時代の恩師からお誘いを頂き、糸魚川市にある谷村美術館を訪ねてきました。 設計者は村野藤吾さん、当時の流れであるモダニズムとは離れた建築を手掛けており、現代ではなかなか実現できない意匠を残している。 手掛けられた設計の中でも僕の心を動かす上位のものに谷村美術館がある。シルクロードに建つ石窟をイメージしたという建物群は、なぜこうなっているのかと考えることはやめ、純粋に造形を

2024.02.13

完成見学会を終えて(大垣市の新築住宅)

完成見学会にお越しいただきました皆様ありがとうございました。すぐにでも竣工したおうちでの暮らしをスタートしたいところ、見学会の為にお時間頂いた施主様ありがとうございました! 一日中おうちの中にいることで、直射日光の動きによる陰影や明るさ感といった感覚に訴えかける要素を体感していました。自分自身で設計していてなんですが、求めていたようなあたたかい空間となり、一安心しております。私自身は今までの経験や

2024.01.20

大垣市の新築住宅(クリーニング終了)

クリーニングも終わり、ちょこっとした仕上げを残すだけとなった大垣市の新築住宅。階段の1段目をそのままソファにつながるおさまりとしたため、オリジナルのソファクッションを置くこととしています。施主と相談する中でシンプルな単色のものが気になるということから、Ribacoの中から選定することに。ファブリックは日本大手だとSINCOLやSANGETSUですが、なかなかきれいな単色生地はなく、原色系やちょっと

2024.01.05

新年のご挨拶 2024

あけましておめでとうございます。昨年に続き、どうぞ本年もよろしくお願い致します。 元日早々、能登半島地震を受けとても胸が痛い思いから始まった2024年。僕が物心ついてから経験した地震による震災は、阪神淡路大震災以降、年々スパンが狭くなってきているように思う。 調べると1年、1年半の間隔で震度6以上の地震が起こっている。向き合っていくしかない自然。平穏な日々では、「ここにこんな建物ができたらこの豊か

2023.12.31

2023年もお世話になりました。

昨年に引き続き、本年も何かと忙しくさせていただき、突っ走ってまいりました。 新築の住宅が10件、改修の住宅と店舗が1件ずつに関わらせてもらうことができました。 また2024年もお施主様のご厚意をいただきまして、年明け早々の2月と4、5月に完成見学会をさせていただきます。また新しい出会いがあることを楽しみにお待ちしておりますので、ぜひお越しいただけたら嬉しいです! ざっくりな表現ですが、、本年も国内

2023.11.06

起工式を行いました(岐阜市の平屋)

本日は岐阜市の新築住宅現場にて起工式を行いました。最近は地鎮祭→上棟という行事が続いており、楽しい時間を過ごさせていただいてます。大垣市の新築住宅輪之内町の新築住宅 一般的には工事に入る前にその地域を統括している神社に依頼をして、神主さんに来ていただき、「地鎮祭」を執り行うことが多いのですが、施主の友人にお寺さんがいるとのことで仏式の「起工式」をお願いすることとなりました。 僕自身初めて仏式を体験

2023.10.28

高山椅子展2023見学

10/21~23に行われていた高山椅子展2023を伺ってきました。(昨年伺った際の記事はこちら) 我が家で使っているダイニングチェアを製作頂いた小柳さんも出展するということで、物を見に行くというよりはお話しするのを楽しみに伺いました。 会場では作家さんたちの椅子が約50脚ほど展示。 外国からの観光客の多さも相まって、朝からにぎわっておりました。 今回はいつもの「sail chair」を真っ黒(鉄媒

2023.09.20

掲載されました

株式会社ミスターパートナーから出版された「令和のベストヒット大賞 2023年度版」にて、アトリエ永日が掲載されました。 いろんな分野でのスペシャリストを紹介する雑誌内の「信頼できるスペシャリスト」枠にて紹介頂いてます。 /http://www.mrpartner.co.jp/reiwa2023/06/07.html#07 出版社からお話を頂くまではこのような書籍があることは知りませんでした、、最近

2023.08.30

悩ましい鉄骨階段の意匠

建て方に向け、基礎工事が完了し土台を伏せにかかっている大垣市の新築住宅現場と、金額調整中の輪之内町の新築住宅では鉄骨階段を設えることとなっています。 鉄骨階段を設計する際、いつも悩むことになるポイントが2つあります。 まず最初に、「ささら桁の床へのおさめ方」です。何も考えずに(一般的には)検討していくとスチールのささら桁は上部から斜めに床に向かって下りてきますが、1段目付近で床に垂直に曲がっておさ

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