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日々のこと

日々のこと:アトリエ永日

「設計意図」の記事

2023.11.09

完成見学会(平屋2件,2階建て1件)を予定しています

お施主様のご厚意により完成見学会を3邸予定しております。いずれも木造の新築住宅で、外観デザインや内部空間の作り方が違った3邸ですので、ご興味ある方は是非お越しいただきたいと思います。 3邸ともお施主様は30代前半の若夫婦なのですが、それぞれ生活スタイルや家事動線などの考え方が違っており、それぞれ全く異なるデザインとなっております。 2023年2月予定大垣市の2階建て住宅(1階21坪、2階9坪)  

2023.10.28

基礎立上り確認 輪之内町の現場

11月中旬に上棟を予定している輪之内町の現場では着々と準備が進んでおります。 先日配筋検査を行い、基礎が打ち終わったとのことで確認しがてら、施主と外壁で使用するガルバリウムの葺き方と色の選定、基礎工事と改良工事で出てきた残土を処分せずにいかにうまく敷地内でならすかなどの相談を打合せしてきました。 この輪之内町の新築住宅では施主の要望である 屋根の葺き方として一般的に選択されている「竪ハゼ葺き」を軒

2023.10.17

現場(大垣市の新築住宅)

大垣市の現場では先週末にスチール階段が取り付けられたので楽しみに伺ってきました。 鉄部分はささら桁と支える支柱のみ(段板は木板)なので、ひとまず大枠だけ姿が見られました。まだ錆止めが塗られただけのグレーですが、イメージしている塗装色に近いこともあって色の確認もできました。(もう少し明るくしたいな) このほか、ダイニング廻りの格子窓の枠も取り付けられており、おうちの雰囲気が出来上がってきました。 ま

2023.10.06

現場(大垣市の新築住宅)

大垣市の現場では玄関ドアの枠が取り付けられてました。製作の木製ドアですので、既製品とは違いドアそのものから枠まで大工さんや建具屋さんの手仕事となります。 今回の大垣市の現場では建具枠に新しい試みをしてみました。隙間風対策などいろんな思いを入れたところ戸当りとなる見付け面積がどうしても大きくなってしまう。そうなると室内側の枠見付け面積も大きくなってごっつい見た目となってしまいます。それを緩和するため

2023.08.30

悩ましい鉄骨階段の意匠

建て方に向け、基礎工事が完了し土台を伏せにかかっている大垣市の新築住宅現場と、金額調整中の輪之内町の新築住宅では鉄骨階段を設えることとなっています。 鉄骨階段を設計する際、いつも悩むことになるポイントが2つあります。 まず最初に、「ささら桁の床へのおさめ方」です。何も考えずに(一般的には)検討していくとスチールのささら桁は上部から斜めに床に向かって下りてきますが、1段目付近で床に垂直に曲がっておさ

2023.05.31

壁天井に塗装を選択する際は心をおおらかに

僕は壁の仕上げを塗装とすることが多いです。本当は漆喰や左官で仕上げたいですが、クライアントの予算も限られているため塗装で豊かな空間を表現することが多いです。 ツルツルでシャープな感じにしたいときはEP塗装もやもや感やしっとり感を出したいときは石灰や遊び砂などを混ぜたEP塗装たまにクライアントが「これが良いです!」というポーターズペイントなどなど。 どれも目指した空間を表現できる手段ですが、必ずと言

2023.05.18

光化学スモッグ注意報とは

今日初めてタイトルに記載した「光化学スモッグ注意報」なるものを目にした。 コロナ禍によって岐阜市役所とLINE友達になっていたのですが、今日届けられたLINEには光化学スモッグ注意報が発令されたので外出は控えてください。またできるだけ自動車の使用は控えてください。との文字が。 どうしても近年の環境汚染や、戦争による被害、砂漠問題、ごみ処理問題、、、によるものかとつなげていたのですが、調べてみると1

2023.05.18

ゾーンに入ることを’’潜る’’と表現した話

最近の生活サイクルは、2歳半の息子によって決められている。 6:30 お子が起きると同時に起床 8:00 お子を保育園へ送る 8:40 仕事開始 16:50 お子を迎えに行く 18:00 お子を公園や図書館、耳鼻科や歯科に連れていき帰宅 21:00 お子が就寝のち仕事開始 25:00 就寝 日中の仕事時間は7~8時間ほどあるとはいえ、1/3は電話やメールなどに費やし、現場や非常勤講師に行けば半日を

2022.09.26

MR.BRAUN

建築の世界に入ってからというもの、良い意匠(デザイン)とはどのようなものなのか? 自分自身の考えは正しいのか?過信していないか?、、、 と、思考を止めることができません。 僕がデザインを意識し始めたのは、高校生の頃に見たTSUTAYAの試聴機でした。あれで聞いているのがかっこいいと思った学生も多いのではないでしょうか。 当時、音楽を聴くと言ったらCD・MDコンポでしたが、それが試聴機は壁付のもので

2022.05.06

田舎

生活様式が近代化となっていく中で たくさんの懐かしく感じるものがなくなっている気がします。 祖父の家は岐阜の山のてっぺんに位置し、 隣家までは少し歩かないと伺えないような いわゆる田舎でした。 現在は建て替えて少し近代的な家になってしまったが、それまでは 玄関は裏の勝手へと続くボコボコの三和土 上がり框ではなくもはや腰掛けになっている段差 障子で仕切られた畳敷きの部屋 という民家でした。 その時は

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