悩ましい鉄骨階段の意匠
建て方に向け、基礎工事が完了し土台を伏せにかかっている大垣市の新築住宅現場と、金額調整中の輪之内町の新築住宅では鉄骨階段を設えることとなっています。 鉄骨階段を設計する際、いつも悩むことになるポイントが2つあります。 まず最初に、「ささら桁の床へのおさめ方」です。何も考えずに(一般的には)検討していくとスチールのささら桁は上部から斜めに床に向かって下りてきますが、1段目付近で床に垂直に曲がっておさ…
壁天井に塗装を選択する際は心をおおらかに
僕は壁の仕上げを塗装とすることが多いです。本当は漆喰や左官で仕上げたいですが、クライアントの予算も限られているため塗装で豊かな空間を表現することが多いです。 ツルツルでシャープな感じにしたいときはEP塗装もやもや感やしっとり感を出したいときは石灰や遊び砂などを混ぜたEP塗装たまにクライアントが「これが良いです!」というポーターズペイントなどなど。 どれも目指した空間を表現できる手段ですが、必ずと言…
光化学スモッグ注意報とは
今日初めてタイトルに記載した「光化学スモッグ注意報」なるものを目にした。 コロナ禍によって岐阜市役所とLINE友達になっていたのですが、今日届けられたLINEには光化学スモッグ注意報が発令されたので外出は控えてください。またできるだけ自動車の使用は控えてください。との文字が。 どうしても近年の環境汚染や、戦争による被害、砂漠問題、ごみ処理問題、、、によるものかとつなげていたのですが、調べてみると1…
ゾーンに入ることを’’潜る’’と表現した話
最近の生活サイクルは、2歳半の息子によって決められている。 6:30 お子が起きると同時に起床 8:00 お子を保育園へ送る 8:40 仕事開始 16:50 お子を迎えに行く 18:00 お子を公園や図書館、耳鼻科や歯科に連れていき帰宅 21:00 お子が就寝のち仕事開始 25:00 就寝 日中の仕事時間は7~8時間ほどあるとはいえ、1/3は電話やメールなどに費やし、現場や非常勤講師に行けば半日を…
MR.BRAUN
建築の世界に入ってからというもの、良い意匠(デザイン)とはどのようなものなのか? 自分自身の考えは正しいのか?過信していないか?、、、 と、思考を止めることができません。 僕がデザインを意識し始めたのは、高校生の頃に見たTSUTAYAの試聴機でした。あれで聞いているのがかっこいいと思った学生も多いのではないでしょうか。 当時、音楽を聴くと言ったらCD・MDコンポでしたが、それが試聴機は壁付のもので…
田舎
生活様式が近代化となっていく中で たくさんの懐かしく感じるものがなくなっている気がします。 祖父の家は岐阜の山のてっぺんに位置し、 隣家までは少し歩かないと伺えないような いわゆる田舎でした。 現在は建て替えて少し近代的な家になってしまったが、それまでは 玄関は裏の勝手へと続くボコボコの三和土 上がり框ではなくもはや腰掛けになっている段差 障子で仕切られた畳敷きの部屋 という民家でした。 その時は…
見えないものを建築する
建築する 設計する というと建物の形や室内の素材、意匠的な決定などを思い浮かべがちだと思いますが、 僕が思う建築の設計は、 まずはそれを使う人が使いやすいようにすること そして、 完成した建築の場に立った人の心理や、 建築の空気感を考えることだと思っています。 それを表現するために今まで培ってきた知識を用いて、 素材、形、広さ、目線の先、手触り感などいろんなことを寸法と言葉で表し、 図面 に落とし…
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