自然素材と既製品

自然素材と既製品:アトリエ永日

木 土 石 紙 鉄 真鍮 など建築に関わる自然素材を使いたいと考えてます。

なぜならこれらで構成された建築が経年変化した時の醸し出す空気感・風合いがなんとも美しく感じるからです。

また、長年使われてきたものには愛着が湧くし、安心感もあるような気がします。

ただし自然から無理やり用いるものなので手を加える必要があります。

木であれば生きているので反りや割れなど起こるし、

時が経つにつれ補修が必要になりますが、

先人から蓄積された知識や職人の手を借り正しい方へと導きます。

最近の既製品は良く出来ている。

木目を模したシートやプリントは本物かと疑うほど上手にできていたりするし、不具合が起こりにくいように作られている。

僕も既製品を使う。そこには僕だけではなくて施主の想いもあるし、コストも限られているから使わざるをえないことも多々出てきます。

モノによっては朽ちていく際、貼ってある仕上げのシート材が浮いたり、パキパキになったりすることが多いです。こうなっては目も当てられなく、嫌な気持ちになります。

 

ですので、使うモノや使い方などをよく検討し、使っていく中でどのような事が起こりうるか説明をして取り入れることにしています(自然素材も既製品に対しても)

blog よく読まれている記事
2023.11.30

輪之内町の新築住宅(現場打合せ)

先日、建て方を無事に終えた輪之内町の新築住宅の現場へ打合せをしに伺ってきました。 このおうちでもアルミサッシを部分的に使用しているのですが、一般的な収まりでは取り付けせずにダキおさまり(外壁から少し奥まって付ける)としています。 一般的な取り付け方だとアルミサッシが外壁ツラより少し出っ張る感じになり、「アルミサッシ!!」感が強く見えてしまいます。これをダキとすることで印象がガラッと変わります。 ま

2023.10.17

輪之内町の新築住宅(基礎配筋)

11月中旬に上棟予定の輪之内町の現場では基礎配筋が完了するのことで、配筋検査に伺ってきました。 計画では基礎のベース高さよりも上に地盤面をもってくる箇所も出てくる為、基礎外周廻りには止水板をぐるっと配しておきました。 いつも基礎施工時は予定している建築物が狭く感じるものですが、久々の平屋ということで、広く感じ、安定感がありました。

2022.06.16

羽島市の新築現場

羽島市の新築現場では建て方が終わり、 内部の工事が着々と進んでおります。 まずは構造の金物や雨仕舞など瑕疵担保保険の検査を受けるための準備をしております。 監理のためにも現場へいろいろ確認をしに行くのですが、 その日確認したかったことを現場で終え、 事務所に戻ってからまとめていると、 「あれっ?ここにコンセント来てたっけな?」 とか、そーいえば的な見れてなかった部分が出てきます。 そうならないよう

建築に関するご相談、講義依頼など
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ