清須市の新築現場

2023.04.13現場
清須市の新築現場:アトリエ永日

清須市で進んでいる新築住宅の現場に伺ってきました。


1階がLDK、2階に各居室という一般的な構成のおうちとなっておりますが、
リビング南面には吹抜けを設けて日光を室内奥まで届けるとともに、2階寝室の明るさ取りにも
一躍かうようFix窓を設えました。

清須市新築住宅 開口部や窓検討
寝室からFix窓を覗く 吹抜けを介してさらにFix窓なので外部を眺めることができる

よく吹抜け面の壁に室内窓を付けてコミュニケーションを取ろうみたいなプランを見ますが、
果たして必要でしょうか?イメージ先行しちゃって「良いな!付けたいな!」ってなってませんか?

ですが、1年もしないうちに開かずの室内窓になることもあると思います 笑

打合せをする中で施主は夢が膨らんであれもこれもとなりがちですが、
せっかく費用を費やしたのに使わない・用をなさないとなってはいけません。
そういった気持ちを汲みながらも、しっかり精査してバランスを整えることも僕の大きな仕事です。

この寝室ではFix窓の下端をベッドのヘッドボード(腰壁)の高さと揃えております。
枠材やいろんな構成物の高さを揃えるときれいに見えるのでどこでもよく使う手法ですが、
揃えることに行き過ぎて使いづらそうなものもあります。
それ一辺倒にならないよういろんな方向に目を向けながら設計していきます。

blog よく読まれている記事
2022.12.22

(岐阜県羽島市)完成見学会を終えて

開催期間中は新規のお客様や建築関係者の方などたくさんの方とお話しすることができました。 1週間ちょっとの間、設計したおうちの中で過ごし、 設計当初の想いや日の入り方・明るさ具合の答え合わせではないですが、 しっかりと確認することができました。 肝心になるポイントだと思っていた窓は思っていた以上に日の入り方が美しく想像したものよりも綺麗に見え、、、とても嬉しく思いました。 嬉しいことにまた新しくプロ

2022.09.26

MR.BRAUN

建築の世界に入ってからというもの、良い意匠(デザイン)とはどのようなものなのか? 自分自身の考えは正しいのか?過信していないか?、、、 と、思考を止めることができません。 僕がデザインを意識し始めたのは、高校生の頃に見たTSUTAYAの試聴機でした。あれで聞いているのがかっこいいと思った学生も多いのではないでしょうか。 当時、音楽を聴くと言ったらCD・MDコンポでしたが、それが試聴機は壁付のもので

2023.06.06

大垣市の新築住宅

現在、見積調整中である大垣市の新築現場の解体が始まりました。市街化調整区域ということもあり建築許可が下りてからでないと解体工事が行えず、タイミングを見計らっておりました。 先週末から始まった解体工事は、順調に進んでいるようで建物の1/2が取り壊されたところまで来ていました。 ひととおり確認したかったことを済ませ、解体屋さんの重機捌きを眺めておりました。何事もその道のプロというものはすごいなと改めて

建築に関するご相談、講義依頼など
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ