今週末から完成見学会を行う輪之内町の平屋では、空間の仕上げが終わり、
衛生設備機器や、オリジナルで設計させて頂いた家具たちがぞくぞくと入ってきました。
オリジナルで設計した家具の中でもなかなか見ることがないオールステンレスのダイニングテーブル
お施主さんがいろいろ検索をかけて鉄材のダイニングテーブルを探して見えたのだが、
デザイン、金額など納得いくものが見つからず、、
「なら作りましょう!」と意気込ませてもらったのだが、意匠やおさまりで悩む悩む、、。
構成する材料をたくさん使えば高くなるし一気に重くもなる。ステンレスの存在感がどれくらい出てしまうのか、仕上げ感はどうなのかと悩みが尽きない。
そして、完成したものを見るととてもシンプルで、「どこを悩んだの?」と言われそうなものだが、この苦悩はお施主さんと僕だけのもので良い。
ステンレスは#400でのバイブレーション仕上とし、少しマットな感じ且つ傷が目立たないよう配慮。
角パイプの脚にLアングルで構成した骨組みの上に天板を乗せ溶接。
天板のシャープさを出すために骨組みは天板端から少し控えて構成、天板角は気休めかもしれないが少しRにしている。
写真を撮りながら各衛生設備を確認していく。
何となく便器に座ってみた時、便座の輪が広くハマってしまう!と感じたので、一緒に見てまわっていた監督さんに聞いたところ、メーカーによって広い狭いは多少あるよとのこと。
今まで感じたことなかったからもしかしたら、お尻が小さくなったのかもしれない、、。