自然素材と既製品

自然素材と既製品:アトリエ永日

木 土 石 紙 鉄 真鍮 など建築に関わる自然素材を使いたいと考えてます。

なぜならこれらで構成された建築が経年変化した時の醸し出す空気感・風合いがなんとも美しく感じるからです。

また、長年使われてきたものには愛着が湧くし、安心感もあるような気がします。

ただし自然から無理やり用いるものなので手を加える必要があります。

木であれば生きているので反りや割れなど起こるし、

時が経つにつれ補修が必要になりますが、

先人から蓄積された知識や職人の手を借り正しい方へと導きます。

最近の既製品は良く出来ている。

木目を模したシートやプリントは本物かと疑うほど上手にできていたりするし、不具合が起こりにくいように作られている。

僕も既製品を使う。そこには僕だけではなくて施主の想いもあるし、コストも限られているから使わざるをえないことも多々出てきます。

モノによっては朽ちていく際、貼ってある仕上げのシート材が浮いたり、パキパキになったりすることが多いです。こうなっては目も当てられなく、嫌な気持ちになります。

 

ですので、使うモノや使い方などをよく検討し、使っていく中でどのような事が起こりうるか説明をして取り入れることにしています(自然素材も既製品に対しても)

blog よく読まれている記事
2022.12.31

2022年もありがとうございました

本年もありがとうございました。 昨年から引き続き築100年を超える住宅の改修に始まり、 新築住宅にもたくさん関わらせていただくことができました。 世界情勢や、コロナ猛威の影響を受け、気が落ちる日々が多いですが、 その中でもたくさんの方とお話をし、楽しく過ごさせていただけたのだなーっと思います。 ニュースでは社会人の生活の変化や、在り方への影響を受けていることが大きく取り上げられがちですが、学生たち

2022.09.17

羽島市の新築現場

昨日、羽島市の新築現場の現場確認へ行ってまいりました。 壁内配管や、下地となる胴縁がほぼ完了、石膏ボード張りが着々と進んでました。 ここまで工事が進むと間取りが明確に分かり、空間の広い・狭いがはっきりと分かるようになります。 石膏ボードが張られる前も何となくは分かるのですが、下地の状態だと、向こう側が見えてしまう為、現場に慣れてない方は何となくしか感じることができません。 ボードが張り終わってくる

2023.05.10

断熱等級と省エネルギー基準について

新築住宅を建てる際の補助金を得ようとすると、基本的にはZEH(ゼッチ)仕様にする必要があると感じてます。仕様を満たせば、エコすまい支援事業では100万円の補助金を取得できるので、出来る限り満たすよう進めたいと思っております。ですが、ZEHというと断熱・省エネにプラスして太陽光を載せる必要があります。 太陽光を載せて補助金100万円を取得してもマイナス分が大きいわけです。。。(もちろん家の仕様として

建築に関するご相談、講義依頼など
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ