現場(大垣市の新築住宅)

2023.10.06現場
現場(大垣市の新築住宅):アトリエ永日

大垣市の現場では玄関ドアの枠が取り付けられてました。
製作の木製ドアですので、既製品とは違いドアそのものから枠まで大工さんや建具屋さんの手仕事となります。

玄関建具枠
玄関ドア枠と隣のFix枠


今回の大垣市の現場では建具枠に新しい試みをしてみました。
隙間風対策などいろんな思いを入れたところ
戸当りとなる見付け面積がどうしても大きくなってしまう。
そうなると室内側の枠見付け面積も大きくなってごっつい見た目となってしまいます。
それを緩和するために室内側は斜めとし、見付け面積を小さく。
ただ、他のおさまりとも干渉するため試行錯誤を重ね、設計を仕上げてきました。

玄関建具枠
玄関建具枠 室内側は斜めとしている

現場では着々と外部に関する木製建具枠の加工・取付が進んでおります。
設計するにあたり肝となる部位ですし想いが反映されるところなので、
出来上がっていく様を見れるのは楽しみでもあります。





blog よく読まれている記事
2023.10.28

基礎立上り確認 輪之内町の現場

11月中旬に上棟を予定している輪之内町の現場では着々と準備が進んでおります。 先日配筋検査を行い、基礎が打ち終わったとのことで確認しがてら、施主と外壁で使用するガルバリウムの葺き方と色の選定、基礎工事と改良工事で出てきた残土を処分せずにいかにうまく敷地内でならすかなどの相談を打合せしてきました。 この輪之内町の新築住宅では施主の要望である 屋根の葺き方として一般的に選択されている「竪ハゼ葺き」を軒

2023.10.17

現場(大垣市の新築住宅)

大垣市の現場では先週末にスチール階段が取り付けられたので楽しみに伺ってきました。 鉄部分はささら桁と支える支柱のみ(段板は木板)なので、ひとまず大枠だけ姿が見られました。まだ錆止めが塗られただけのグレーですが、イメージしている塗装色に近いこともあって色の確認もできました。(もう少し明るくしたいな) このほか、ダイニング廻りの格子窓の枠も取り付けられており、おうちの雰囲気が出来上がってきました。 ま

2022.03.01

建物を計画する上で窓は非常に大切な要素と考えています 住宅の窓に関して、 大きければたくさん光も入ってくるしイメージ的には良いかもしれませんが、 実際はその敷地や隣家との関係、方角などを考慮して決めないと死んだ窓になりかねません 建売住宅や分譲地のプランを見るとリビングの大きい窓の外は常時使用する駐車スペースとなっていたり、隣家から丸見えになっていたりすることが多いですが、果たして豊かな生活を送れ

建築に関するご相談、講義依頼など
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ