先日、地縄張りを行いました。
地鎮祭も終え、いよいよ工事へと進んでまいります。
今まではPC上で設計を進めてきたものが、これから敷地に立ち上がってきます。
地縄を張った建物のアウトラインを見ると図面で見ていたよりも大きく感じました。
単純な四角形の家ではなく1階部分は『コの字』型の住宅なのでそう感じるのかもしれません。
施主が感じる建築中の『広い・狭い』といった感覚は、
その工程ごとに変わってきます。
今までの経験上、なぜだか基礎完成時は狭く感じ、上棟時にはまぁまぁ広いか、、となり、仕上げ段階ではこんな感じね、といった具合です。
この羽島市の新築住宅では中庭もあり、部分的に視線が外部へ抜ける意匠を検討してきましたので実面積よりもかなり豊かに感じるはずです。
建売や広告で見るような住宅では「〇坪・〇LDK・庭付き」などうたっていますが、実際に重要なのはそのような表記ではなく、その空間に身を置いた際どのような気持ちになるかということが大事だと思います。
何度も何度も妄想し、施主と打ち合わせ&検討した空間が、
これから始まるというワクワク感に高揚する日でした。