地鎮祭【猫ちゃんと暮らす平屋】

2024.09.22現場
地鎮祭【猫ちゃんと暮らす平屋】:アトリエ永日
長良での地鎮祭

今季最後の猛暑日予報の中、地鎮祭を執り行っていただきました。
気持ちの良い青空のもと、清々しい気持ちで、、と言いたいところですが、
暑い暑い。


そんな最中でも時折吹いてくる風はとても心地よく、神主様の丁寧な所作もあり、非常に心気持ちがスッとなる儀式に感じました。



「人々は代々住まう土地を変えることはするが営みはあまり変わらず、、、暮らしを大切に願う、、、」汗垂らしながらの神主様の言葉に耳を傾け、新居のことばかりでなく、以前はどのような生活がこの界隈で営まれていたのか思いを巡らしていました。



今回、この敷地で建て直しをされるのはご夫婦二人とお母さま、所謂「終の棲家」というものを建築する。
昨今、すべてに対する値上がり・情勢などを考えれば不透明過ぎる将来に向けて、大切なお金を使ってまで建築するべきなのか。その後の生活で支障出てこないか。悩むことと思います。(僕は悩みます。)
そういった不安と、逆に新しい生活に対する高揚など、交錯する想いを僕に委ねて下さったお施主様の為にも、新しい空間を通して何か今までとは違う新しい「豊かさと優しさ」を生み出せるよう現場を監理していこうと思う。

長良での地鎮祭


blog よく読まれている記事
2023.09.08

上棟-大垣市の新築住宅

昨日、無事に上棟を迎えることができました。前日までは台風の影響があるかも、、と心配してましたが、気持ちの良い天気の中進めることができました。 木造2階建てではありますが、2階部分が2部屋とヌックスペースのみなのでほぼ平屋的なおうちとなるためか、午前中の作業がはかどり、屋根垂木を掛け終わるところまで進みました。 午後は屋根垂木上に野地板、シージングボード、ルーフィング貼り。筋交い、構造金物など細かい

2023.11.01

外部木製建具が付きました(大垣市の新築住宅)

本日も確認へ大垣市の現場へ向かいました。 この現場では玄関建具とお隣の実家へ向かう勝手口を木製建具としております。他の開口部は補助金取得の為や、耐久性・メンテナンス性を考慮して、窓はアルミサッシとし、Fix窓は枠を製作することに。 全てアルミサッシとするのが簡単ですが、空間の雰囲気を守る為にもFix窓は製作としている箇所もあります。ドアはだめですが、Fix窓であれば枠材の作り方ひとつで断熱数値への

2025.08.27

一緒に考える

現在、実施図面作業中の案件が3件、さらに1件は金額調整の真っ最中です。図面を描くとき僕の頭の中はいつも、お施主さんがどう生活するだろうかという妄想でいっぱいです。 たとえば、「ここに重たいものを置きたいとおっしゃっていたから、床付近がいいかな?いや、腰をかがめずに置ける高さのほうが、日常的には楽じゃないかな?」「せっかちな方だから、曲がり角で壁に手をつくかもしれない。それなら塗装のままじゃなくて木

建築に関するご相談、講義依頼など
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ