内観と外観

内観と外観:アトリエ永日

家というのは人が生活する空間であり、その家族独自の生活が営まれます

暮らし方はそれぞれで、真っ暗でないと眠れないとか、洗濯物は乾燥機を必ず使うとか、たくさんのオリジナルが毎日繰り返されます

お話を進めていく中で要望を落とし込むのはもちろんの事、

ただ単に見栄えが良い空間ではなく、フっと気が抜ける瞬間が生まれるようなソファ空間であったり、ときにはスっと背筋を伸ばしたくなるような玄関空間であったり、、、

言葉では伝えることができないような僕の思いもプランに詰めていきます

ですので、外観から決めるということはまずしないです

というより僕にはできないです あえて言うなら、敷地を訪れた際に隣地の状況や接する道路の交通状況、敷地付近の環境などを確認し、間取りを考えながら同時に昔からそこにあるかのような佇まいを目指して検討します

自己主張はしないがよく見ると素敵だなーっとか可愛らしいなーっと感じるものを生み出せると嬉しいと感じています。

内観に関しては住まう人のそれぞれの動線や光の入り方など基本的なことをまず第一に考え、並行して空間の美しさを求めます

たくさんの要素を詰め込み過ぎず、ちょっとした余白の部分も入れたいと思います

雑誌やSNSでかっこいいなーっと感じる映えてる空間は大体何も置いてない余白の部分があったりします 人も建築も同じで、すこしくらいのゆとりがないと心が休まらないのかなーって思います

blog よく読まれている記事
2024.07.10

アトリエ永日事務所の敷地が決まりました

事務所の建築を検討し始めてから2,3年が経ち、まずは探し続けていた敷地をやっと見つけることができました。笑 岐阜駅から徒歩10~15分ほど、まだ田畑が広がっている豊かな場所です。望んではいませんでしたが岐阜城も拝めます、、、(夜のライトアップが不気味ですよね) これまでは気になる敷地を見つけては、「この敷地ならこうプランする」といった具合に、妄想するにとどまっていましたが、いよいよ本腰入れたプラン

2022.10.22

現場写真

2025.08.14

羽島市のおうちが「住宅建築10月号」に掲載されました

このたび、8/19発売の隔月誌 「住宅建築1 0月号」に、アトリエ永日を掲載頂きました。毎号連載している「次代の建築家」 というコーナーに8Pにも渡っての掲載です。取材頂いたのは、2年ほど前にお引渡しをした羽島市のおうち。注文住宅ならではの自由度や、細部までこだわった設計思想を、丁寧な文章と美しい写真で紹介していただいています。 このおうちが完成し、お引渡しをしたときは外構がまだ手付かずの状態。暮

建築に関するご相談、講義依頼など
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ