お引渡し 名古屋の改修現場

2022.04.04現場雑記
お引渡し 名古屋の改修現場:アトリエ永日
岐阜市の設計事務所アトリエ永日による名古屋市の改修住宅 シューズクローク写真
                                  シューズクロークから玄関を覗く

予てより工事を行ってました名古屋の改修住宅の引き渡しを行いました。

新しくなったおうちに、これからの生活にワクワクしていると言葉を頂き嬉しいなーと思っていたのは束の間、施主は沢山の機器説明を受け、建築的なお話し・説明もあり、

とても疲弊されたことだと思います。

工事開始は解体から始まったわけですが、いざ解体してみると思っていた以上に腐朽が進んでいる箇所や、柱が斜めであったり、いくつか問題が出てきました。

これらを現場監督さんはじめ、職人さんたちと逐一相談しながら進めていき、無事にお引渡しをするに至りました。

岐阜市の設計事務所アトリエ永日による名古屋市の改修住宅 既存柱写真
    木の土台はなく石の上に乗せてある柱
岐阜市の設計事務所アトリエ永日による名古屋市の改修住宅 解体写真
   年代が違う構造が同居した土壁と漆喰壁

改修工事では今回のように予期せぬことが起こりやすいです。

何でもかんでも良い方向へ改善できれば良いですが、

施主には予算が限られています。

予算内でどこまでできるのか、どのようにすれば費用抑えつつ改善できるのかを考える必要があり、これがとても難儀なことです。

私一人では答えを出せないこともあり、今までお付き合いの長い施工チームと信頼関係を気づいているからこそ出来ることも出てきます。

建築は沢山の人が関わり、助けてもらいながら成り立つものだと再認識できる現場でした。

完成時には、改修前の面影はなく、、

本当に新築だと思うほどに変貌しました。

岐阜市の設計事務所アトリエ永日による名古屋市の改修住宅 LDK
居間から食卓を覗く 手前の柱型には和紙を貼り表情を変えた

これからの長い人生をこのおうちで楽しく豊かに

過ごしてもらえることを願っております!!

blog よく読まれている記事
2023.05.10

断熱等級と省エネルギー基準について

新築住宅を建てる際の補助金を得ようとすると、基本的にはZEH(ゼッチ)仕様にする必要があると感じてます。仕様を満たせば、エコすまい支援事業では100万円の補助金を取得できるので、出来る限り満たすよう進めたいと思っております。ですが、ZEHというと断熱・省エネにプラスして太陽光を載せる必要があります。 太陽光を載せて補助金100万円を取得してもマイナス分が大きいわけです。。。(もちろん家の仕様として

2022.03.11

名古屋の改修現場

現在進行している名古屋の改修現場もいよいよ仕上げの段階に入りました。 壁と天井の塗装が仕上がり、少しずつ器具が付き始めたので、 今まで想像するしかなかった空間がやっと目視で体感できます。 僕自身は今までの経験などで大体は想像つくのですが、 施主からしてみれば、オリジナルな空間を想像して、妄想して、 一緒に作り上げているので、分からない部分や不安な気持ちがあるはずです。 その都度、説明したりサンプル

2023.05.03

明星輪寺探訪

現在大垣市で計画している新築住宅は市街化調整区域での建築となるため、適合証明書を取得する必要があります。 どんな建物でも取得できるわけではなく、いくつかの条件に該当すると取得できます。一般的には行政書士さんに依頼することが多いですが、今回は費用削減も含め、アトリエ永日にて進めました。 加えて、敷地内に電柱がかかっており上空を通過している電線などがいくつかあります。そのため、中部電力さんとも相談をし

建築に関するご相談、講義依頼など
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ