本年は住宅7件、店舗1件に携わらせて頂き、
その中でも完成したおうち2件の完成見学会を行わせて頂きました。
おうちを建てるであろう世代の人口は年々減少し、経済の不安定さ、資材の高騰、、
本年もより拍車がかかった1年ではありましたが、変わらずご依頼を頂けることに大変感謝しています。
この先どうなるか不安。という思いは大きな費用がかかる建築への気持ちが萎えてしまうものだと思います。
建築後の生活へのワクワク感や、上記のような気持ちなどお施主さんとたくさん!たくさん!話しながら、楽しく進めてこれたかなと思い、変わらずお施主さんに恵まれているなぁと、綴りながら耽っています。
今年もまた異常気象による被害が多発し、建築的に何か変えていかないといけないのかも、、と強く思うようになりました。気候については春秋がなくなり、夏季の暑さ、線状降水帯や強風への対応を都度ではなく、建築物としての形をもっと考慮するべきなのでは? あれっ?木造なくなっていくか?などもやもやしています。
自分事では、今年も良いかかりつけ医に巡り合い、
耳鼻科、皮膚科に続き、日々の骨を矯正してくれる接骨院が仲間入りしました。
年末には気まぐれでレーシックを受け、視力0.1→1.2となりましたが、
長年眼鏡で過ごしてきたので、ちょっと遠いところを見る際、反射的に目を細めたり、「眼鏡どこだっけ」っとなってしまう。そして、眼鏡姿でしかお会いしてない方からだと、この眼鏡なしの顔というのは少し怖い印象を与えないか?とも思うので(中学・高校時に友達の顔で感じた、、)、当面の間は度無しの眼鏡をかけようと思う。回復した視力を守るためにも現場で木の粉が舞っていたり、花粉・UV対策なども兼ねて、眼鏡頻度は多そうです。
4歳になった息子は、大きくなったとはいえまだまだ純真無垢で、毎日その言動や行動に心を洗ってもらっている。幼稚園ではませた女の子集団に世話をしてもらい、遊ぶ時間はほぼ砂場の王。
楽しいことばかりでなく、何度言ってもポッケには砂や葉っぱや枝、木の実を宝物として持ち帰ってくる。気を抜いてそのまま洗濯機に入れてしまった日には自分にげんなり。
お子がいなければ生まれない感情をたくさん頂いている。
思ってもいなかったが、子離れができなさそう。。
只今お話を頂いているおうちの依頼のほとんどが平屋です。
これは岐阜愛知(名古屋近郊)ではまだまだ土地が比較的お値打ちであったり、親さんから土地を譲り受けたなど建築費用以外のところでの支出が抑えられるということもありそうですが、生活の質向上に向ける感度が上がってきているのではないかとも思います。
なかでも家事動線、細かい部分の使い勝手に目を向ける方が多い。そういったことも平屋の要因だと思います。
建築費用の高騰のなか、限りある予算内でどのように豊かな平屋を実現させるか。お施主さんと話しながら進めています。来年2025年には現在4月、8月に完成見学会を予定しておりますので、実際に空間を見てもらいながら、平屋建てを叶えるためのちょっとした工夫の積み重ねをお話しできればと思っています。もちろん見学会ではなく事務所にお話に来ていただいてもかまいませんので、お気軽にお越しくださいね。