建築前の整地【自邸】

2024.11.09自邸
建築前の整地【自邸】:アトリエ永日

敷地が決まり頭の中で練っていた構想なのか妄想なのか、、欲まみれにならないよう整理しながらプランに落とし込んでいく毎日。 嬉しいことにたくさんのご依頼を頂いており後回しになる自邸。



やっと計画案がまとまり、図面も終盤にさしかかったところで、
まだ先にはなるがお隣さんが新築2階建てを検討しているというお話を伺った。
建築予定だとしている場所に2階建てが建つと、僕が計画していた庭の半分が日陰になりイメージと離れてしまう、、どうにかせねばと計画をまた練り直すことに。。。


平面プランをL字として検討していたものをT字に変え、再度おさめていくこととなった。
一体の広い庭として考えていた外空間を2分割し、一つは事務所からも住宅部分からも眺められる庭スペース、もう一つは夏だけの畑(お隣さんの新築で秋~春は影になるため)として活用することにした。

自邸パース



そして、二つの庭を行き来できるよう建物間に外部通路スペースを設けることに。
この空間がなんだか心地よい空間にもなりそう、時間が経つ毎に当初計画していた案よりも良いのではないか!と思えてきた。建物をぶった切ってそこに外部通路を設けるので外皮面積は増える。当然予算としては上がる方向だが頑張ってしまおうという気持ちになった。




「ここにしよう!」と敷地を決めてから8か月ほど。
計画を練っている間に、敷地周辺一帯が大規模な開発がかかることがわかり、田畑の景色越しに見える岐阜城は見えなくなるのだな(重要視していない笑)、住宅街になるのだな、お隣さん2階建て計画あるんだな、あれっ?雨水を流す側溝がない、など決まってから分かることが多く、思考が止まらない日々を過ごしてきた。
そして、図面をほぼ描き終えた今、当初よりもより良い!と思っているプランができ、
自分が好きで進めていることなのにやっと解放されるとまで感じている。


いつまでも後回しにしていては完成が遅くなる一方なので、先週から建築前の整地をしていただいてます。隣地境界に積むCBはほぼ並んでおり、少しづつ盛土もされてきている。


隣地境界CB施工
隣地境界CB施工


あと一週間もすれば整地は終わると思うので、それまでに図面を仕上げ、お見積り依頼へと進めれるよう頑張らねば。。

blog よく読まれている記事
2024.08.24

依頼する設計事務所の選択方法とは?

一般的に依頼する建築設計事務所を探す場合、雑誌やSNS、ホームページをご覧になって好みの意匠を手掛けているところへ問い合わせるかと思います。しかし、意匠の好き嫌いだけで依頼を決めきってしまうことは一先ず控える方が良いと思います。 住宅は特にプラン検討から始まり完成までがゴールではありません!工事が終わったあとでも、不具合や手直しなどでお付き合いしていくことになります。ですので、その時だけではなくず

2023.02.02

清須市の現場写真

2023.09.28

輪之内町の新築住宅(地盤改良工事)

本日から2日かけて地盤改良工事となっている輪之内町の現場へ確認に伺いました。 この現場では「エコジオ工法」という割柏新しい地盤改良工法を選択しました。いくつか他の工法も含め検討をしておりましたが、やはり、費用を一番抑えれるもので進めることに。 この工法は簡潔に言うと、地盤に丸い開口を掘って砕石を埋めていくものです。開口を掘るときは土を横に締め寄せながら砕石を締め埋めていくような感じなので、残土処分

建築に関するご相談、講義依頼など
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ