見学会にて思うこと(輪之内町の平屋)

2024.04.24雑記
見学会にて思うこと(輪之内町の平屋):アトリエ永日
輪之内町の平屋

お施主様のご厚意を頂きまして、輪之内町にて平屋の完成見学会を行っております。
予約制とさせて頂き、各組1時間を想定してご案内しています。


今回は平日に来ていただける方が多く、時間にゆとりのある案内ができておりますが、必ずと言っていいほど、1.5時間、2時間くらいの時間を過ごしています。



施主の想いと、僕の想い、意匠的なことと使い勝手など、、このおうちが完成するまでお施主様と一緒に考え抜いたものですので、施主と同じ熱量をもってお話させてもらってます。
それに加え、見学いただいた方はこれからおうちを建てるか、改修するか考えている方たちですので、参考になるようなお話をし、可能な限り良い方向へ進むようお話もさせて頂いてます。


とすれば、やはり1時間では足りませんね。。
今回も嬉しいことにたくさんの方に来ていただき、
新しいプロジェクトもいくつかお話を頂いております。



この輪之内町の平屋では白くミニマルな空間なので、意匠的なところが目に入りやすく、見学いただいた方は「結構攻めてますね。」と言っている。笑
ただ、それと同時に意匠だけでなく家事動線や空間構成なども配慮していることにも声をかけて頂いてます。【洗面と脱衣は分ける、脱衣の横に外部の物干しスペース、脱衣の近くにファミリークローク】←この流れが間取れれば家事ストレスはかなり減るかと思います。


個人設計事務所は意匠に特化しているといまだに思っている方がいるようですが、実は意匠よりもこういった家事を減らすことを得意としていると思っています。それも各家族のオリジナルの行動を反映して。そのうえで意匠も素敵にすることでより豊かな生活が生まれると思います。


開催している今週末まで、まだまだご予約いただいてますので、
こういったことをたくさんお話しさせて頂き、より良い暮らしができる生活をつくっていけたらと思います。

手洗い
輪之内町の平屋
ロフトからダイニングを見る
blog よく読まれている記事
2023.06.16

「住む。No.86号 夏号」に掲載されます

ずっと育て続けたくなる家づくりや、家のことだけでなく衣食住にもかかわることも掲載する季刊誌の「住む。」に掲載されます。 年に4回発刊される全国誌であり、無印良品の店舗にも置いてあるようです。アトリエ永日の設計例などを見てお声頂きました。 今回掲載頂く夏号では「木のある暮らし。」というテーマとなっています。少しばかりですが、思いも載せて頂いてます。是非お手に取ってくださいね!

2022.04.12

羽島市の新築現場

先日、地縄張りを行いました。 地鎮祭も終え、いよいよ工事へと進んでまいります。 今まではPC上で設計を進めてきたものが、これから敷地に立ち上がってきます。 地縄を張った建物のアウトラインを見ると図面で見ていたよりも大きく感じました。 単純な四角形の家ではなく1階部分は『コの字』型の住宅なのでそう感じるのかもしれません。 施主が感じる建築中の『広い・狭い』といった感覚は、 その工程ごとに変わってきま

2022.10.25

高山探訪

先日、高山市にて開かれている『CHAIRMAKER TAKAYAMA JAPAN 椅子展』を尋ねてきました。このイベントは家具作家さん達が自分で製作した椅子を披露している魅力的なイベントです。 僕が家のダイニングで使用している椅子を製作していただいた coya fine furniture の小柳さんも参加しており、椅子を見るだけでなくお話しすることも楽しみに向かいました。 作家さんの想いや思想が

建築に関するご相談、講義依頼など
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ