窓:アトリエ永日

建物を計画する上で窓は非常に大切な要素と考えています

住宅の窓に関して、

大きければたくさん光も入ってくるしイメージ的には良いかもしれませんが、

実際はその敷地や隣家との関係、方角などを考慮して決めないと死んだ窓になりかねません

建売住宅や分譲地のプランを見るとリビングの大きい窓の外は常時使用する駐車スペースとなっていたり、隣家から丸見えになっていたりすることが多いですが、果たして豊かな生活を送れるでしょうか。カーテンを閉じたままの窓となっていませんか?

店舗の窓に関して、

例えばヘアサロンを計画する際、お客さんが眩しさを感じないようにするとか、施術する人がカラーを見るときは直射日光が当たらず常に均一な明るさとしなければいけません

お洋服屋さんでは生地を痛める可能性もあるので陳列する箇所には直射日光が当たらないようにするなど住宅とは違った検討を要します

窓は内と外を繋げる唯一の要素で、これをうまく設計することが豊かな空間となるに違いないと考えています

窓の外の景色、窓から入ってくる光が室内の壁に当たって斜めのラインを出すとか、北側の窓からは直接日光が入らないがぼんやり明るくなるだろうとか、、設計を進める上で常に自問自答しながら繰り返し検討を重ねます 

それまでは最高な窓の設計だと思っていても、次の日検討した図面を見ると、いやこういうおさまりの方が良いだろうとなる事はしょっちゅうあり、設計をするのは楽しくも苦しい作業です(1人SMだなと思ってます)

タグ: ,
blog よく読まれている記事
2022.09.20

白模型

最近は3Dパースがとてもリアルに出せるので、模型を作る機会が減ってきてます。 僕が建築を始めた当初も3Dパースはありましたが、今ほどソフトが使いやすくもなく、仕上がりもイマイチ、、手間がかかるものでした。 当時、模型を作って室内への日光の入り具合を模型に角度付けて照明を当てて検討したり、施主へのプレゼン時にイメージをしやすいようにする為作ってました。 それが最近は簡単に3Dデータを立ち上げ、レンダ

2023.11.30

輪之内町の新築住宅(現場打合せ)

先日、建て方を無事に終えた輪之内町の新築住宅の現場へ打合せをしに伺ってきました。 このおうちでもアルミサッシを部分的に使用しているのですが、一般的な収まりでは取り付けせずにダキおさまり(外壁から少し奥まって付ける)としています。 一般的な取り付け方だとアルミサッシが外壁ツラより少し出っ張る感じになり、「アルミサッシ!!」感が強く見えてしまいます。これをダキとすることで印象がガラッと変わります。 ま

2025.08.14

羽島市のおうちが「住宅建築10月号」に掲載されました

このたび、8/19発売の隔月誌 「住宅建築1 0月号」に、アトリエ永日を掲載頂きました。毎号連載している「次代の建築家」 というコーナーに8Pにも渡っての掲載です。取材頂いたのは、2年ほど前にお引渡しをした羽島市のおうち。注文住宅ならではの自由度や、細部までこだわった設計思想を、丁寧な文章と美しい写真で紹介していただいています。 このおうちが完成し、お引渡しをしたときは外構がまだ手付かずの状態。暮

建築に関するご相談、講義依頼など
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ