平屋のススメ

平屋のススメ:アトリエ永日

今年お引渡しをしたおうちでは平屋が2件、
平屋的な2階建て(子供部屋のみ2階)が2件、
そして、只今計画中のおうち3件のすべてが平屋となっています。

岐阜や愛知(ちょっと郊外地域)では豊かな敷地が残っていたり、
親さんがお持ちの敷地に建てるといったお施主さんもいらっしゃいます。




常に人気の平屋建てですが、そのメリットは誰もが理解していることだと思うので、
少し踏み込んだことを。


・構造的に安定し易いので、安全性が高くなります。
また、建物の重さを軽くできるので、地盤改良工事をしなくて済む可能性も上がります。

・建物高さを抑えることができるので、外壁・屋根など外廻りのメンテナンスが容易になります。
例えば、外壁に木板を張る場合、2階部分に設えてしまうと塗装するために足場を組んだり、梯子を伸ばすことになる。近年の心配事でもある異常気象(線状降水帯や熱など)によって屋根に問題が起こった際には比較的安易に調査ができるなど、長期的な維持管理が楽にできます。



ですが、メリットばかりでなく不安な面ももちろんあります。
今年に入ってから関東方面で多発している容赦ない強盗事件では、玄関もしくは大きな窓を破って強引に入ってくるようです。平屋建てということは地上部分から入れてしまう窓がたくさんあることになるので、より心配になる方もいらっしゃるかと思います。
少しづつですが、東海地方でも聞くようにもなりましたし、より一層対策をする必要があると感じています。




只今依頼いただいている平屋の計画では、東西方向に横長のプロポーション(南面確保が容易)や、完全な中庭を構える「ロ」の字型プラン、T字にして中庭を2つ構えるなど、施主の要望と敷地形状によってそれぞれ違ったプランが出来上がってきています。同じような敷地形状であっても要望と敷地周辺の環境によってこんなにもプランが違うのかと面白い発見もあったりします。

平屋イメージパース


ただ、どのおうちも南面を大切にし、中庭や外部とのつながりを豊かに考える。
3階建て一択になるような都心ではなく、豊かに暮らせる岐阜愛知・東海地域というのは平屋を建てやすい地域なので、おうちを考えている方は是非!平屋をご検討ください。


平屋イメージパース

blog よく読まれている記事
2022.11.19

羽島市の新築現場

昨日現場では外部足場が外され、やっと建物の外観が見えるようになりました。 道路からは横長の1階部分に切妻屋根の建物が乗っている意匠としております。プラン検討時に何度も施主と打ち合わせを重ね、図面や3Dモデリングで確認をしてきたものがやっと形になり拝めることができました。 内部は照明の選定や配置・ペンダントライトの吊り下げ方に至るまで検討してきました。 いままでペンダントライトを天井に取り付ける際に

2026.03.10

基礎工事【新事務所】

新事務所の工事進捗を逐一ブログってやろうと思っていましたが、頂いている案件をこなしていくことで精いっぱいで手を付けられず、、。 写真メインにはなってしまいますが、 実際に建て主となると欲と費用と時間と、悩んで止まってしまいがちになる。皆さんよく決め切って進んでいきますね。いつも僕はできる限り寄り添って一緒に考えて進めてはいるつもりですが、本当に施主目線というものを感じることができました。 掘り方か

2023.05.18

ゾーンに入ることを’’潜る’’と表現した話

最近の生活サイクルは、2歳半の息子によって決められている。 6:30 お子が起きると同時に起床 8:00 お子を保育園へ送る 8:40 仕事開始 16:50 お子を迎えに行く 18:00 お子を公園や図書館、耳鼻科や歯科に連れていき帰宅 21:00 お子が就寝のち仕事開始 25:00 就寝 日中の仕事時間は7~8時間ほどあるとはいえ、1/3は電話やメールなどに費やし、現場や非常勤講師に行けば半日を

建築に関するご相談、講義依頼など
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ