豊田市民芸館,民芸の森

2022.04.29雑記
豊田市民芸館,民芸の森:アトリエ永日

先日、以前勤めていた事務所の時に担当させてもらったお施主様から

「元気にしてますか?」

と連絡を頂きまして、僕が独立をしたことや最近の活動についてお話をしていたところ、

お会いしましょうとなり、本日 豊田市の方へ伺ってきました。

新居に入られてその後の生活をお聞きしました。

ちゃんとした素材を一つ一つ大工さんや職人さんが作り上げていく建物なので、素材による多少の不具合はあったそうですが(完成後1年間くらい)、それも受け入れつつうまく付き合っているように感じ嬉しく思いました。

その後、豊田市にある民芸館と民芸の森を訪れてきました。

以前から行きたいと思っていたところで、

街の喧騒を全く感じない自然の中にあり、

3つの資料館内には民芸品が展示してあります。

展示されている民芸品に思いを巡らしながらゆったりとできました。

豊田市民芸館探訪
       第1資料館の大谷石を張った外壁
豊田市民芸館探訪
柳氏の部屋:腰掛けにもなる上りが素敵だった

隣接している(一体となっている、、)前田公園沿いを歩いていると、

公園の案内板を見付けました。

そこには、石碑や塚、像なるものがいくつか点在しており散策心をくすぐられ、

誘われるように回ることにしました。

入り口の長い階段の両脇には

戦時中のモニュメントや、

石碑など沢山ありました。

草木は最低限の手入れをしてある程度で、自然の中に構えるそれらはかなり異様な空気感を纏っていました。

豊田市民芸館探訪

石や木でかたちつくられた大きなマッスで構成されるそれらは、

普段あまり見ることもない形状であることや、自然の中に構えていることも合いまり、

感じることのない静けさと恐怖なるものが内に攻めてくるようでした。

豊田市民芸館探訪
豊田市民芸館探訪

こういった感覚(もちろん恐怖はダメですが、)に訴えかける建築を

もっと生み出したいと強く思いました。

その後、事務所に戻って検索してみたところ、

心霊スポットとして名が挙がってました、、

タグ: , ,
blog よく読まれている記事
2022.06.10

羽島市の家 建て方

予てより進めておりました羽島市の新築住宅の建て方が行われました。 季節柄、雨が降る可能性が高いですが、すがすがしい青空の中進めることができました。 今まで図面や3D・模型で検討していたことが実際に建物として立上り、検討していたボリューム感が想定した以上に素敵だったので安心しました。 今まで経験してきた感覚や知識を基に設計していますが、 その土地に立ち上がるまでは安心しきれません。。 隣家の関係や道

2023.10.17

輪之内町の新築住宅(基礎配筋)

11月中旬に上棟予定の輪之内町の現場では基礎配筋が完了するのことで、配筋検査に伺ってきました。 計画では基礎のベース高さよりも上に地盤面をもってくる箇所も出てくる為、基礎外周廻りには止水板をぐるっと配しておきました。 いつも基礎施工時は予定している建築物が狭く感じるものですが、久々の平屋ということで、広く感じ、安定感がありました。

2023.11.06

起工式を行いました(岐阜市の平屋)

本日は岐阜市の新築住宅現場にて起工式を行いました。最近は地鎮祭→上棟という行事が続いており、楽しい時間を過ごさせていただいてます。大垣市の新築住宅輪之内町の新築住宅 一般的には工事に入る前にその地域を統括している神社に依頼をして、神主さんに来ていただき、「地鎮祭」を執り行うことが多いのですが、施主の友人にお寺さんがいるとのことで仏式の「起工式」をお願いすることとなりました。 僕自身初めて仏式を体験

建築に関するご相談、講義依頼など
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ