MR.BRAUN

2022.09.26雑記
MR.BRAUN:アトリエ永日

建築の世界に入ってからというもの、良い意匠(デザイン)とはどのようなものなのか?

自分自身の考えは正しいのか?過信していないか?、、、

と、思考を止めることができません。

僕がデザインを意識し始めたのは、高校生の頃に見たTSUTAYAの試聴機でした。あれで聞いているのがかっこいいと思った学生も多いのではないでしょうか。

当時、音楽を聴くと言ったらCD・MDコンポでしたが、それが試聴機は壁付のもので、しかもデザインがかっこよかった。 これ以上に衝撃を受けたのはアパレルショップの壁についていたBRAUNのCDプレイヤーとスピーカーです。

どこのお店だったかあいまいですが、東京のとがったお店の中で見たアレはいまでも鮮明に覚えてます。後日調べたら、MR.BRAUNと呼ばれたディーター・ラムスのデザインだと知り、彼についてかなり調べました。

ディーター・ラムスは『良いデザインの10原則』を唱えており、心に響いた僕はたまに確認したりします。笑

1 革新的である

2 製品を有用にする

3 美的である

4 製品を分かりやすくする

5 押し付けがましくない

6 誠実である

7 恒久的である

8 あらゆる細部まで一貫している

9 環境に優しい

10 できるだけ少なく

こういったことは言語化することが意外にも難しいと僕は思っているのですが、すべて端的に正しく表現できているなと思うのです。

ラムスがBRAUN社のスカウトを経てプロダクトの道に進む前に、もともとは建築しか興味がなかったということも大きく関係しているのかなーっと思ったりもします。

この10原則がいつもすべて当てはまるわけではないのですが、住宅や店舗、空間を考えるときに、僕が大事にしている思いでもあり、このような思考を踏まえながら何度も試行錯誤しているのです。

これからも思考(試行)は止まることがないでしょう。

blog よく読まれている記事
2022.04.12

羽島市の新築現場

先日、地縄張りを行いました。 地鎮祭も終え、いよいよ工事へと進んでまいります。 今まではPC上で設計を進めてきたものが、これから敷地に立ち上がってきます。 地縄を張った建物のアウトラインを見ると図面で見ていたよりも大きく感じました。 単純な四角形の家ではなく1階部分は『コの字』型の住宅なのでそう感じるのかもしれません。 施主が感じる建築中の『広い・狭い』といった感覚は、 その工程ごとに変わってきま

2023.11.06

起工式を行いました(岐阜市の平屋)

本日は岐阜市の新築住宅現場にて起工式を行いました。最近は地鎮祭→上棟という行事が続いており、楽しい時間を過ごさせていただいてます。大垣市の新築住宅輪之内町の新築住宅 一般的には工事に入る前にその地域を統括している神社に依頼をして、神主さんに来ていただき、「地鎮祭」を執り行うことが多いのですが、施主の友人にお寺さんがいるとのことで仏式の「起工式」をお願いすることとなりました。 僕自身初めて仏式を体験

2024.04.01

谷村美術館探訪

先月、雪が落ち着いた頃に学生時代の恩師からお誘いを頂き、糸魚川市にある谷村美術館を訪ねてきました。 設計者は村野藤吾さん、当時の流れであるモダニズムとは離れた建築を手掛けており、現代ではなかなか実現できない意匠を残している。 手掛けられた設計の中でも僕の心を動かす上位のものに谷村美術館がある。シルクロードに建つ石窟をイメージしたという建物群は、なぜこうなっているのかと考えることはやめ、純粋に造形を

建築に関するご相談、講義依頼など
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ