流れ

まずはアトリエ永日 建築設計事務所にお気軽にお電話・メールにてご連絡ください。
まだ敷地が決まってない場合でも一緒にお探しいたします。一緒に現地を見ることにより、その土地の特徴をお伝え出来きるので敷地選びの段階でメリット・デメリットの精査ができます。 だいたいが、ご相談いただいてから約1年後に完成が目安となりますが、なるべく早く住み始めたい！または、まだまだ先ですが、、などご希望もお聞かせください。

ご相談いただく時点で、予算をお聞きいたします。
敷地環境や建物の大きさ、構造などが予算でほぼ決まってくるからです。
「予算はまだ検討中」の方には要望をざっとお聞きし、どれくらいかかるかの目安をお伝えすることも可能です。予算管理をしっかり行うことによって、信頼へと繋がり円滑なコミュニケーションが生まれると信じております。

現地を訪ね、日光や採風、音、周辺環境などをしっかりと観察します。併せて建築に関する必要な道路による条件や都市計画、敷地形状の測定(簡易的)などを行います。

現地調査を終えて少し想いを巡らせた後、１回目の打ち合わせをいたします。
まずは要望や想いをたくさんお聞きかせください。漠然としていても大丈夫です。生活する上で必要なシチュエーションや、どのような生活行動をされるのか、どこに重きを置いているのかを会話の中から汲み取り、設計へのイメージをつくります。
私の本心としては一度ではなく何度もお会いして、どんな方なのか深く知り、設計に落とし込みたいので良ければお酒を組みかわしても良いかもしれませんね。

(打ち合わせ後、1ヶ月ほどお時間いただきます、この間も随時連絡を取り合いながら進めます。)
私の想いが詰まったプランをプレゼンさせていただきます。
初めて見る図面はなかなかイメージをするのが難しいかと思いますので、イメージが湧くように模型やCGでも表現いたします。

プランが決まるまで何度かお会いし、納得していただけるまで打ち合わせを重ねます。
そしてバシッと決まりましたら、契約をさせていただきます。
(要望に沿った計画をさせていただきますが、何度も同じような訂正をしたりお互い歩み寄れない状況になってしまう場合、まだ一度もありませんが、途中でお断りすることもございます。)

契約後、詳細設計へと進みます。
私が特に大事にしている窓周りや、日常の生活動線、細かいところでは棚板のサイズまで検討・設計していきます。(プランの段階でもある程度検討しております。)
詳細を進めていく中でいくつかお聞きしたいことが出てきますし、進捗をお伝えする為にも打ち合わせを何回かさせていただきます。

施工していただく工務店へ実施図面をお渡しし、建築工事費のお見積りを依頼いたします。
信頼できる工務店の中からそのときの状況などを踏まえ選定し、依頼いたします。
(お知り合いの施工会社にお願いしたいなどの要望がございましたらお気軽にご相談ください)

見積り金額と予算が合わない場合は、仕様の変更などいくつかの調整を致します。
私たちもプロですので、予算におさまるよう設計を進めますが、打ち合わせを進めていく中で、夢が膨らみ、上等な仕様に変わっていくことが多々あります。
また昨今の市場や経済状況からの影響もあります。
変更する際は単純に仕様をお値打ちなものにするのは簡単ですが、なるべくならやりたくありません。出来る範囲内で、見栄えや想い、使い勝手を変えずに減額案を検討いたします。

図面と金額に納得いただけましたら、お支払い方法・時期などの相談の後、施工会社さんと契約をしていただきまして、建築工事へと進みます。

まずは建築する為の確認済証の交付を受けます。
工事着工後、週一回程度現場を訪れ現場監督や職人と細かい打ち合わせをし、工事が潤滑に進むよう努めます。また、施主にも何度か現場へ来ていただきまして空間を体感してもらいながら一緒に打ち合わせをさせて頂きます。
工事中にはその空間に立つことで私の意見や、施行側の意見、施主の要望などで設計が変わることが多々あります。その際は工事が滞らないよう早めに提案や変更をし、必要であれば図面の追加・修正を進めてまいります。

監理中もチェックは行いますがお引渡し前に、施主と一緒に再度チェックを行い、引き渡しをさせて頂きます。

自然素材を多用していたり、材料が新しい環境に馴染むまで(だいたい1年くらい)は、不具合が起きることもあります。
もちろん、直せる箇所については施工会社と一緒にお伺いして改善するよう努めますが、 たとえば室内建具は仕切った際の各部屋の環境の違いで反ることがあります。 (LDK側はエアコン使用、廊下側は閉め切った状態の場合など)
そういった懸念点は設計段階でお話しさせてもらいますが、実際に住んでみないと現れない現象でもあるので、施主には上手く付き合っていく心意気を持って頂けると嬉しいです。